2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧
夏の間、蓮がところ狭しと咲き誇っていた池。雨が続いていたが、久しぶりに青空がのぞいたこの日、仕事の合間に、その池に行ってみた。当然蓮は、枯れている。この枯れた蓮を撮るつもりできたが、よく見ると水面に青空と白い雲が映っていた。枯れた蓮が青空…
重苦しい写真が多くなるので、ちょっと口直し。ススキの写真は、何枚も撮るけど、なかなか思い通りにならない。全景よりも、微妙なアップ系が好きなのだが、しっくりこない。どなたか、よいアイディアをお持ちの方、教えて下さい。EOS40D / SIGMA 30mm F1.4
駅ビルの窓から伺う街のワンシーン。疲れてみえる人、独り言を呟きながら歩く人、足早に通り過ぎる人。それぞれに、それぞれのドラマがあるのだろう。ちょっといつもと違う作風に挑戦してみました。GR-DIGITAL2
低い山に靄のように雲がかかる。ここは里山の集落。バス路線は、乗合タクシーに変更されたが、そのままバス停が使われていた。EOS40D / EF17-40 F4L
ビルと略さずにビルディングと呼びたい建物。正統的なビルディングは、モノクロが似合う。山形市にて。GR-DIGITAL2
街の信号機。都会と違って、空に遮るものが何もない。まるで、青信号の「人」が、秋の青空を歩いているように見えた。GR-DIGITAL2
田んぼの脇のバス停。ここから毎日バスに乗る人は、来る日も来る日も田んぼを眺め続けるのだろう。田植えから稲刈りまでのプロセスが毎日見れるのなら悪くはない。EOS40D / EF17-40 F4L
熱海の街。熱海は坂の多い街だ。高台から海岸にかけて街が連なっている。街の路地のあちこちに階段がある。階段を昇るか、下るか。そこには別世界が待っている。GR-DIGITAL2
秋晴れの一日。長野県って寒いイメージを持っていたが、秋田よりは暖かく、本当に気持ちのよい日だった。昨日アップしたサンクゼールのワイナリー。ワインも良かったが、ワイナリー自体も素晴らしく、ピクニックでもしたくなる感じの所だった。写真を撮って…
====================中略====================長野県のワイナリーにある葡萄畑。そして出来上がったワイン。大地の恵みが、僕の喉を潤すまでのプロセスは省略した。GR-DIGITAL 2
法事で伊豆に帰省した際に、熱海に立ち寄った。素泊まりや格安で泊まれるホテルが増え、金をかけずに遊べるということで、最近は、また小さな熱海ブームが起きているそうだ。それでも、数十年前ならいざ知らず、現在の熱海は、うらぶれた雰囲気が魅力なのは…
少し靄がかった空が仄かに朱に染まる。横に流れる雲と、縦に一直線の飛行機雲が、交錯する。何でもない1日の、何でもない風景だが、ちょっと好きな瞬間だった。明日より3日程度、法事で帰省するため更新を停止します。道中、面白い写真が撮れれば、帰って…
格差社会という言葉がある。都市部と地方の格差ということであれば、わかり易い構図だ。だが実際には、地方の中にも、それが存在するのでややこしい。秋田県内の色々な町に足を運ぶが、市町村合併により合併された町は須く廃れる一方だ。勿論、合併した側だ…
理科室の人体模型のように身ぐるみ剥がされた計量器。街道沿いのガソリンスタンド後に放置されている。このタイプの計量器って、コンピューターではなく「機械」そのものだ。剥き出しの機械が格好良くも見えるし、丸裸で可哀想な気もする。それにしても、普…
かなり大きな茅葺き民家の虚構。そう遠くない時期まで住んでいた形跡があるが、さすがに痛みが激しい。役目を終えたその姿は、まるで巨象が横たわり死にゆく様を思わせる。存在感があまりに大きいのだ。ここに到るまでの気の遠くなるような営みを思うと、頭…
夏に命を燃やした向日葵。まさに燃え尽きたかの様な姿。その死は、再生へと向かう。また来年に輝かしい姿を見せてくれるだろう。EOS40D / EF17-40 F4L
秋田県内陸部のローカル鉄道の駅。何とも雰囲気のある列車待ちの男性が。表現するなら「汽車を待つ男」。例え、来るのが汽車ではなくても、そういうタイトルになる。駅でこんな雰囲気で列車を待てる男に自分もなりたい。GR-DIGITAL2
秋田県の旧「三種町」の森岳地区の集落。かつてのバス停の待合所が、バス路線が廃止されても残されていた。地元の時計屋さんが寄贈した時計が、コンクリートの基礎に埋め込まれているが、それはきちんと時を刻んでいた。本来バス路線が廃止された時点で、待…
最近の1級河川は、治水対策が万全で、きちんとした堤防が築かれている。洪水などの危険から住民を守るという面では素晴らしいが、整備され過ぎて殺風景になり過ぎた気もする。都市部であれば、まだ憩いのスペースになり得るかもしれない。だが地方都市にお…
小高い丘に立つ謎の建造物。「南」の字が射的の的のようにも見える。方角を指しているようでもある。これは実は、にかほ市にある「キッコーナン醤油」の工場だ。キッコーマンではなく、キッコーナン。パクリではなく、秋田ではメジャーな醤油である。(我が…
山間の田んぼで見つけた使い込まれた一輪車。山の下では稲刈りはほぼ終わったが、山ではこれからのようだ。それにしても見事に使い込まれた一輪車。道具もここまでくれば本望だろう。GR-DIGITAL 2
以前に、「海に一番近い駅」を紹介したが、ここは海沿いのバス停。海のすぐ近くにあるバス停自体は珍しくはないが、何といっても、ここは日本海。遮るものもなく、冬は強烈な風に見舞われるだろう。でも、秋のこの日に見れば、気持ちのよいバス停だった。EOS…
男鹿市にある小さな漁港。恐らく、漁協か何かの建物だと思うが、すごいことになっていた。蔦が建物に絡みつき、植物と人口構造物が一体化していた。意図的にそのままにしているのか、面倒になって諦めたのか、真意はわからない。 EOS40D / EF70-200 F2.8L
引き潮の時間。磯で何やら道具を使って貝をとっている人を見かけた。何の貝をとっているのかはわからなかったが、その真剣な様子はまさに「穫る」という表現がぴったりだ。EOS40D / EF70-200 F2.8L
オレンジ色に染まった空と照り返す海。日本海がこういう姿を見せるのは、年間に10回未満だろう。ただ光に包まれる至福の瞬間。
日本海は少し高台から見ると、その雄大さが実感できる。秋晴れの青い空が続いていたが、さすがに少し霞がかってきていた。この道を左に進めば山形県。まさに一直線の道。GR-DIGITAL2
築100年近い茅葺きの民家が解体されていた。せっかくここまで保っていたのにとも思ったが、実際は修復不能なまでに痛んでいた。住む人のことを考えると、これ以上は・・・。これまで維持し住んできた家の人と、それに応えてきた古い家に敬意を表し、永年…
由利高原鉄道の「曲沢駅」。 辺り一面に田んぼしかない立地条件だが、学生の足として機能している。 本当に小さな駅で、田んぼの海に浮かぶ小さな島のようにも見える。 ぽつんとした感じが、個人的に好みだ。 ちなみにこの駅は、「秘境駅」ブームを作った牛…