No Room for Squares!

街と猫と追憶を撮る

その他

秋田の車生活とAudibleの話

秋田県に住む前は、僕の移動手段は公共交通機関がメインだった。日常生活以外でも、新幹線と飛行機で国内出張に数多く出かけた。その移動中に「本」を読むことが、僕の楽しみでもあった。秋田県ではそうはいかない。時折、鉄道で短い旅に出ることもあるが、…

日本で一番計算の弱いロー〇ン

時折、記事にする近所の「日本で一番計算の弱いロー〇ン」の話題である。最近は余り書かなくなったけど、実は安定してトラブルを量産し続けている。今回のトラブルには実害はないが、摩訶不思議な対応にとても困惑した。予め言っておくと、元々は僕の不注意…

呪いの余震活動

どうも!呪われた出来事が続いているオヂサンです。日曜日からは落ち着いた日々が戻り、多少は安心していた。だが、ここに来てまた不穏な雰囲気があり、警戒態勢に入っている。呪いの余震活動と思われる事象を以下に記す。これは自らの備忘録でもある。 <呪…

呪は続くよどこまでも

僕のしようもない事故の心配をして頂いた皆様、大変恐縮です。感謝します。冷静になれば、単に救急車で搬送されただけで、無傷なのです。まるで喜劇ですね。実は注目を集めようとした自作自演のネタなのではないか。自分でそう思えるほどだ。もちろん全て事…

人生で初めて救急車で搬送された

昨日の記事で、「美しい夕焼けを見ると、何かの前触れではないかと不安になる」という趣旨のことを書いた。そう書いてしまえば、何も起こらないのが道理なので、危険回避の意図もあって書いた記事だった。 だが結果的に翌日(つまり昨日)は、大変な一日にな…

食の看板に偽りなし〜①天下一品の場合

<参考:本物です> 天下一品の袋ラーメン(しかも、こってり)である。パッケージの写真は撮り忘れてしまったが、確か198円くらいだったと思う。普通に考えれば、天下一品の「こってり」を袋ラーメンで再現することは不可能だ。それは無理だよな、誰もが…

忘れ物の本から辿る記憶の旅

沢木耕太郎の『暦のしずく』という本を読んでいる。病院の待合室で読むと、長い待ち時間を短く感じさせる。そんな本と出合う機会は滅多にない。病院から帰宅し、続きを読もうとしたら本が見当たらない。家じゅうを探し、車の中まで探したが、見つからなかっ…

X-Ray Photograph〜要するにレントゲン

正直いって、もう怪我のことは書きたくはない。でもこれが後になって役にたつ備忘録になるのも事実である。7月9日に脱臼した右手中指、その後の経過は順調である。3週間後にもう一度検査があるが、実質的な治療は終了した。6週間に渡ったテーピングから…

天気明朗なれど波高し

お久しぶりです。療養中のオヂサンです。ご心配頂いた皆様、本当にありがとうございました。以下に簡単に近況報告させて頂きます。 体調不良は想像より長引いている。お盆休みと療養期間が重なったことは、ある意味でラッキーだったと思う。僕の体調不良は自…

(ご報告)階段からの落下、重症でした

先週一週間、頭痛と発熱に苦しんでいました。どうもこれは単なる感染症の類ではないと思い、検査してきました。結果、「慢性硬膜下血腫」と診断されました。頭蓋骨のなかで、硬膜と脳の間に出血が溜まっております。7月9日に自宅階段から落下した際の衝撃…

本棚には秘密がある

本棚を人に見られることは気恥ずかしいものだ。まるでパンツを脱がされたような羞恥心を覚える。その一方で、誰から見られても臆するところのない本棚にしたい、長年そう考えてきた。だが最近では、そんな気負いも無くなり、本も適当に並べているだけとなっ…

暑い日の夕方〜おぢさんの愚痴日記

東北地方北部の梅雨開けが発表されないと文句を書いたら、間髪入れず梅雨明け発表された。カンカン照りの暑い土曜日、僕は葬儀に出席した。そしてそれが終わり次第、クルマのディーラーに向かった。エアコン(コンプレッサー)の部品が届いたので。修理をす…

カレー食べたい

これは僕の個人的見解だけど、秋田県には特定の食べ物屋さんが少ない。天ぷら系、お好み焼き系、カレー系などが典型例である。蕎麦とかラーメンとかイタリアン、あるいは和食系の店は充実している。今回のテーマのカレーについていえば、専門店はCoCo壱…

夢の中のスポーツカー

こんな夢を見た。クルマをドライブする夢だ。僕はよく変な夢を見る。その中でも繰り返し見る夢が幾つかある。例えば、「何かに追いかけられる夢」である。追いかけてくるのはソ連兵(古い)だったり、ライオンだったり、クマだったり、バリエーションがある…

やはりこうなった

昨年、最低限(僕なりの)機材を残し、ほとんどのカメラとレンズを処分した。特にライカ関係はすべて処分した。その後、多少のドタバタはあったものの、現在は富士フイルムのX-T5という機種をメインに使っている。描写は素晴らしい。前機種のX-PRO3と比べる…

秋田県美術展に出展してみた話

写真は秋田県立美術館である。なかなか立派な美術館だ。そこで現在、「秋田県美術展覧会」という公募展が開催されている。この美術展に僕は初めて出展したのである。実は高校生の頃、試しに雑誌の写真コンテストに出してみたところ、いきなり銀賞的な賞を貰…

東大生(理数系)でも解けない計算問題

解けるわけがない。何故かといえば、これは算数ではなく、禅問答だからだ。問題を解くには理数系の技術というより、人間に対する深い洞察、尊厳と憐れみ、そして赦しが必要だ。出題は僕が勝手に「日本一算数の弱いロー〇ン」と認定している某コンビニ店舗で…

お酒の量の闇

居酒屋とかレストランで「とりあえず生中!」とビールを注文し、出てきたジョッキが小さくてドン引きすることがある。グラスビールとして考えても小さすぎて困惑したこともある。「生中」には厳密な定義が存在しないので店によってマチマチである。言ってみ…

裏八仙、忖度なしの感想

先々週の八戸行きで購入した「裏八仙」を飲んだ。陸奥八仙・純米大吟醸の生酒(無濾過)の限定版である。酒蔵で試飲したところ、衝撃的な旨さだった。酒は生酒よりも火入れをした方が旨いと思っているので、驚いた。家でじっくり飲もうと購入していた。味の…

トゥーティッキのマグカップ

一番お気に入りのマグカップである。朝のコーヒーはこれで飲む。当然ながら男は須らくスナフキンに憧れる。でももし僕が女であったなら、トゥーティッキに憧れたと思う。ブロ友のZUYAさんの記事を見て火が付いてしまった。やはりスナフキンのものも買おうと…

真空管が灯る夜

トライオードの真空管プリメインアンプを使っている。以前はマッキントシュのプリとパワーを中心とした2chマルチアンプだったので、当然ながら格の違いはある。でもこれはこれで気に入っている。雪が深々と降る夜に真空管を灯らせ、ジャズを聴く。スピーカ…

さようならX-PRO3

2019年の発売から丸5年以上、富士フィルムのX-PRO3を使ってきた。昨年カメラの大整理をした際に一度手放した。代替機がしっくりこず、結局再びX-PRO3を買い戻した。迷走している感があった、そして今回、またもやX-PRO3を売却し、今度はX-T5という機種…

猫とポール・オースター(完)

11月末から読み始めたポール・オースター最後の作品「4321」をやっと読み終えた。何故こんなに時間が掛かったのか。そもそも800頁、88万後の大作だからということもある。でも時間が掛かった理由は、単純に3回読んだからである。正確にいえば、…

陽はまた登る、陽はまた照らす

昨日と今日の違いは僅かだけど、その僅かの違いをどこまでも積み上げて我々の人生は成り立っている。新年あけましておめでとうございます。今年が良き年となることを心から願っております。ちなみに本当のところ、この日の出は新年のものではなく、12月3…

大村崑は不滅です

先日、「こうはらの舞昆」のCMをテレビで見た。あまり(殆ど)テレビを見ないので、まさか大村崑先生が今でもCMに出演中とは知らなかった。調べたところ、御年93歳。この現役感はどういうことだろうか。時代感覚がバグってしまう。あ、大村崑先生はオロナ…

シーラカンスモナカを食べた、衝撃的な味だった

仙台まで行って、シーラカンスモナカを買ってきた。シーラカンスモナカとは、メゾンシーラカンスという仙台のパティシエショップが作るモナカであり、カルト的な人気を博している。十勝産の小豆に、フランス産のバター(イズニーバター)と塩(ゲランド塩)…

石破首相の国会答弁を聞いて思い出した

クルマで移動しながら、NHKラジオから流れる石破首相の国会答弁を聞いた。そこから思い出したことがあるので、書きたい。イデオロギーとは関係ない話である。石破首相は質問に対し、「それは~」と強めのアクセントで答えるのが口癖である。インタビュー…

ポール・オースター「4321」〜別れの儀式

ポール・オースターの訃報に接したのは、今年のGW中のことだった。どう捉えて良いのかも、どう言葉を発すれば良いのかも分からなかった。僕が初めて読んだポール・オースターの作品は「「ムーンパレス」だった。あの時の衝撃は忘れようがない。それから都合…

利は川下にあり

オークションでカメラ関係のものを2つばかり処分した。もう自分の家にお宝なんかないと思っていた。お宝はなくても思わぬ利ざやを稼ぐことができた。家の中の不用品を再度チェックしようと思った次第である。今回の処分は以下の通り。一つは上段のMamiya RB…

安い方のニッパー君

我が家には、二匹のニッパー君が生息している。これは樹脂製の安い方である。宮城県大崎市のフランク永井記念館(本当に小さな記念館)で、確か1500円くらいで買ったものだ。こんな値段で売っているニッパー君は他にないと思う。こうやって写真に撮ると…