No Room for Squares!

街と猫と追憶を撮る

2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

格子

RICOH GR DIGITAL2店先の格子に何故か風車。全部、縦の線の中、横に進む人。街の営み。

好空

雨空が続き、夏を完全に諦めたとき。空は晴れ渡り、気持ちのよい秋空へ。もうすぐ稲穂は、金色に輝きだす。RICOH GR-DIGITAL2

Kawabata After Dark

秋田の繁華街、川反。平日の夜は、閑古鳥が鳴いていた。狭い通りでも、車通りは多いが、人はほとんどいなかった。何人かの酔客も撮影したが、あまりに生々しいので掲載は断念した。あと、どこの繁華街でも似たような傾向があるのだろうが、地元の食材の店は…

地蔵さん

お地蔵さんという表現からは、敬意と同時に親近の情を感じる。まさに、そんなお地蔵さんを発見。念ずれば花開く。真理かと思う。長野・善光寺にて。Yashicamat124G

そこは南国だったのか

やがて残暑がぶり返すかもしれないが、秋田では、ここ1週間程、長袖シャツが必要な気温と冷たい雨が続いた。僅かばかり残っていた夏への未練も断ち切られた感がある。週末に海水浴場にいくと、まだ何件かの海の家は営業中だったが、ほぼ終わりというムード…

椅子

年季の入った木の椅子。きちんと手入れされた椅子だった。ちょっと光がないところで撮ると、ブロー二のピンは無茶苦茶薄い。Yashicamat124G

煙で清める

煙で身を清める人たち。 撮影した場所は、風下だった。 僕も清められたのか? 長野・善光寺にて。 Yashicamat124G ランキング参加中です。クリックして応援して頂けると嬉しいです。 こちらも

ストリート

お盆休みで通りには人の姿は無い。 駐車場にも車の姿は無い。 それでも何か気になる名も無い通り。 RICOH GR DIGITAL2 ランキング参加中です。クリックして応援して頂けると嬉しいです。 こちらも

伊豆の海岸の岬。 青い空と濃い色の海。 田んぼに山。 それは僕のルーツ。 RICOH GR DIGITAL2 ランキング参加中です。クリックして応援して頂けると嬉しいです。 こちらも

夏の忘れ物

夏の終わりの海。夕刻ともなれば、人の姿すらない。置き忘れ去られたかのように貝殻がひとつ。RICOH GR DIGITAL2

夏の夜

まだまだ暑いけど、少し過ごしやすくなった夏の夜。いつしか熱気は冷め、涼しいというよりも肌寒い夜がやってくる。頭の中には夏の余韻が残り、身体からは夏の余熱が抜けてゆく。もう夏は戻らない。長野にて。RICOH GR DIGITAL2

Summer 's almost gone

夏の名残りの入道雲。最後の抵抗を示すように太陽は煌めく。それでも秋田の夏は明らかに終焉を迎えようとしている。海岸からは人並みが消え、いつもより広々として見えた。RICOH GR DIGITAL2

海辺の小さな商店

静岡県の小さな海辺の町。そこに古くからある小さな商店。地元の子供がアイスを買い、観光客がビーチボールを買う。食事どきになると、醤油がないことに気づいた常連客が、駆け足でやってくる。繰り返される光景。RICOH GR DIGITAL2

西馬音内盆踊り2~晴れと穢

晴れと穢という言葉がある。その昔を想う。短い夏が終わると、稲の収穫の時期が待っている。収穫してしまえば、宴が待っているかもしれないが、それまでは過酷な労働の日々だ。亡者を彷彿させる頭巾も、深く冠った編み笠も、西洋でいう仮面のように踊り手の…

西馬音内盆踊り~幽玄のエロティシズム

しばらく帰省しており、秋田に帰ってきたと同時に西馬音内盆踊りに行ってきた。この盆踊りの起源や詳細については、簡単にWEBで検索できるので、興味のある方は検索されたし。さて、この盆踊りを初めて見たのは、もう5年以上前だが、その時の衝撃は忘れられ…

それは幻か

<数日間、お盆休みを頂きブログの更新を停止します。>秋田県は、お盆休みで帰省する人が多く、いつもの街も心なしか華やいだ期待感に満ちている。僕は秋田県から他県に帰省する珍しいタイプ。いつもより人が多い秋田を見れないのは残念だが、たくさん写真…

生保内小学校潟分校

田沢湖の近くにある昔の分校。現在は、内部を一般公開している。色々な催し物も行われているようで、訪問日にはチェロの音楽会が開かれていた。秋田県内には、古い廃校がいくつも残っているが、このような形で公開されているのは珍しい。中途半端に自治会な…

向日葵

秋田県において、夏の盛りは8月初旬の僅か10日程度を意味する。そのなかで、夏らしい夏といえばわずか数日しかない。昨日は、その数少ない夏らしい夏の1日。向日葵が青空の下に咲き誇る。1枚目が午前中。2~3枚目は夕刻のもの。お盆が明けると、急速…

空の移ろい

夕刻の空。空の色は、夜の匂いを漂わせる。子供の頃、物事の「境目」が気になってしょうがない時期があった。朝と昼の境は? 夕方と夜の境は?夏と秋は? 子供と大人は? 等々。空はなだらかに移り変わる。RICOH GR DIGITAL2

いつか昇った階段

夏の夕暮れ、仕事での移動中に立ち寄った神社。陽は傾き、蜩が鳴くなか、階段を昇る。初めて来た場所なのに、何故か懐かしい感情が沸き上がる。階段を昇りきった先で、少年の日の自分に会えるような気がした。RICOH GR DIGITAL2

受け継がれるもの

秋田県では、鉄道が廃止される方向にあり、バス路線も廃止縮小の傾向にあると以前に書いた。人口が急激に減っているので、やむを得ないのだ。だが、高齢者の比率も急激に高まっている。公共交通機関しか足がない人もますます増えるだろう。では、バス路線が…

Starting Over

何の変哲もない街の、何の変哲もないバス停。あるときは、病院にいく老婦がバスに乗り、あるときは、隣町に買い物に行く中学生がバスに乗る。あるときは、誰も乗らず誰も降りずにバスは通り過ぎる。東京の大学に行った娘の帰りを、30分も前から待つ親がい…

湯沢絵どうろう

昨日から3日間、秋田県湯沢市で七夕絵どうろう祭が開催されている。浮世絵の流れをひく絵どうろうが、湯沢市の商店街に灯され、沿道は多くの人で賑わう。短い夏、短いほど、煌くのかもしれない。東北の祭りって、何かエロチックな要素が含まれているような…

竿燈祭り

日曜日から竿燈祭りが始まった。短い秋田の夏の盛り、竿燈が夜空を焦がす。一瞬の瞬き。束の間の晴れの時。Canon EOS40D / EF28-135㎜ F3.5-5.6 IS

西馬内盆踊り(準備)

西馬内盆踊りは、秋田県羽後町の西馬内地区で行われる盆踊りで、国の無形重要文化財にも指定されている。端縫の衣裳をまとった女性が、編み笠を深く冠り、賑やかな囃子と対照的にしっとりとゆるやかに舞う幻想的な踊りだ。編み笠を冠った女性の表情は伺いし…

火の見櫓

田園風景のなか、集落を守る火の見櫓を発見。櫓が老朽化して、取り壊されるケースが多くなったきたが、この櫓は現役バリバリだ。周囲の風景ともマッチしている。いつまでも残っていて欲しい。RICOH GR DIGITAL2

薬師堂駅~朽ちるまで

いわゆる第3セクターの地方鉄道、由利高原鉄道の薬師堂駅。駅舎は、旧国鉄時代の駅舎そのままで、遠目でみる分には風情ある昔なつかしい駅だ。当然、無人駅だ。沿線の駅は、殆どが質素ながら新しい駅舎に変わってしまっており、古い駅舎はここ以外には数え…

電柱

蔓草が電柱に絡みつく。もはや、人為的な工作物とは思えない様相。自然の力の偉大さ。蔓草は、天然の木と電柱を差別しないようだ。Yashicamat124G