No Room for Squares!

街と猫と追憶を撮る

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

梅が咲いた(訳あり)

秋田市内で梅が咲いた。といってもこれはガラス張りの屋内空間である。春を待つ北国の民に、梅の香りが優しく漂ってくる。本当の梅が咲くまでは、あと一ヶ月かかる。各地から桜の開花の知らせが届く頃には、屋外で梅が咲き誇るなだろう。それを待ち侘びる一…

道祖神のあるべき姿

岩手県某所にて。まあ何か目的がなければ通らない道路だとは思う。でも仮に、夜間に知らずに通ったとしよう。クルマのヘッドライトにこれが映り出されたとしたら、もう腰が抜けるかもしれない。外部から悪きものが侵入しないように(あるいは人形と共に外に…

小雪の落ちるバス停にて

当ブログには「バス停」というカテゴリーがある。東北地方のバス停の停留所には、なんともいえない味わいがあり、その雰囲気は町の縮図のようでもある。一時期は面白いバス停を探して歩いたりもした。それがこのところ、すっかり忘れ去られたカテゴリーとな…

バタイユ的な青空

嘘です。言ってみたかっただけです。本当にバタイユ的だとしたら、きっとまずいと思う。それにしても、やっと北国の空もこんな色になった。深みを増した冬の蒼は、限りなく春の青に近づいてきている。GRⅢ

朗報〜その後の体調について

お陰様で体調の方は順調に回復してきている。まだ気持ちの面では怖さがあるけど、肉体的には良い感じになってきている。既にドクターの指示で抗不整脈薬の服用は終了した。また引き続き禁酒もしている。カテーテルアブレーション後の心房細動再発率は約30…

ネタがないので食べ物の話でもしよう

過去写真まで遡り、なおかつ出来栄えを気にしなければ、ブログに掲載する写真なんて何十年分もある。でも今は退院前の撮影写真を掲載する気分ではない。退院後は外出機会が減ったので撮影ストックはない。そこで退院後に僕が食べたものを備忘録的に掲載しよ…

「猫の日」の銀次郎

まあ我が家の場合、毎日が猫記念日みたいなものではある。ちょびお騒動の最中、沈黙を守っていた我が家の猫、銀次郎。隔離していたとはいえ、お互いに存在を感じていたようで、落ち着かない日々を過ごしていた。やっと平和な刻が訪れても、相変わらず怒った…

ミシェル・ルグラン的な盛岡の街並み

盛岡は都会過ぎず、田舎過ぎず、絶妙な街だと思う。僕は歩く度にいつも、こういう街に生まれ育ち、暮らしていく人生も悪くないと感じる。でも僕は静岡で生まれ育ったのに、何故か今は秋田県で暮らしている。人生はどういう方向に進むかは分からない。もし僕…

鉈屋町を歩く

盛岡に行ったのには、①運転リハビリ(長距離)、②中古レコードを買う、③町を歩きたい、の3つの目的があった。その3つのバランスが良かったのが盛岡だった。街歩きは別に家の近所でも出来ないことはない。ただ当日は悪天候(雨)が予想されたし、なまじ知り…

盛岡へ日帰りで行ってみた

中古レコードを買いたかったので、運転のリハビリを兼ねて岩手の盛岡まで行ってきた。この位の距離(秋田から盛岡)であれば、通常は日帰り往復を一人で楽々と運転する。でも今回は家人の助けも借りた。長距離運転に関しては特段問題はなかった。思いのほか…

真っ赤な花でリセットする

毎月「8」の付く日には、花の写真をブログにアップしている。最近は病院と手術と保護猫の話題で持ちきりで、花の写真を撮る余裕もなかった。我ながら話題が辛気臭くなっていりる自覚がある。そんなわけで赤い造花の写真をアップした。この際、写真の出来な…

かっぱ小路を覚えているか

秋田市の繁華街、川反。かっぱ小路はバラック建物がよせ集まって出来た小路で、THE昭和という感じの飲屋街である。主に休日の昼間に写真を撮りに行く。僕が最初に見たときには既に廃れていて、それが加速度的に進むと思っていた。それが最近では風潮が変わり…

ちょびおアンコール〜幸せの形

里親に貰われた「すず(ちょびお)」。既に新しい名前を貰い、新しく生まれ変わった猫となっている。僕の心臓手術を挟んで新しい家に旅立ってしまったので、思い出しては切ない気持ちになっていた。嗚呼、新しい家でうまくやっているだろうか(やっていると…

漁港の猫・定点観察

前2日の掲載文の写真は山形県酒田市に行ったときのものだ。クルマの運転リハビリを兼ねていた。僕が酒田に行く場合は、帰りにこの漁港に寄って猫を見る。特別なことはないかもしれないが、とにかく見る。そして何だか安心するのである。X-PRO3 / XF23mm F2R…

イカに恋してる「イカ恋食堂」

退院後、初の町歩きは僅か2000歩で終わった。その場所に酒田市を選らんだのには幾つか理由があった。。酒田港にある海洋センター(県の港湾維持管理施設)の倉庫跡に「SAKATANTO」という飲食施設ができた。そこが目当てである。今回はそのなかで「イカ恋…

2000歩の世界には夢が詰まっている

カテーテルアブレーションを受けて退院した。退院後、一週間は慎重に過ごした。週末に町歩きを再開した。それは僅か2000歩で疲れてしまい、歩けなくなった。でも、その2000歩で見えた光景は、僕にとっては貴重な光景だった。来月には7千歩、GWには…

Can't Walk Anymore

退院から一週間。この一週間は僕にしては画期的なほど、用心して過ごした。運動は大体2週間後から、向こう一ヶ月間は、特に激しい運動は様子を見ながらするように言われている。でも街歩きについては制限はない。とはいえまずは慎重にスタートしよう。丁度…

入院生活備忘録(終)〜これで写真ブログに戻ります

入院生活の備忘録、最終回。雑多な感想に過ぎないけど、二回目のカテーテルアブレーションを受ける可能性もあるので、記しておきたい。ちなみに、もし健康保険制度がなければ、治療費は200〜300万円になる。3割負担でも100万円近くなる可能性があ…

入院生活備忘録②〜手術より入院が心配

備忘録の続き。入院当日が来た。手術以前に入院が初めてなので、そちらの戸惑いが大きかった。要るものと、要らないもの。その判断も出来ていなかった。もし僕が再度入院する場合もそうだし、入院未経験の貴方もこれを読めばばっちりだと思う。尚、病院には…

入院生活備忘録①〜その前夜

人生初めての入院を振り返り、備忘録的に書いておこうと思う。カテーテルアブレーション手術の入院は3泊4日の日程だった。木曜日に入院、金曜日に手術、土曜日は経過観察と検査、そして日曜日に退院となる。送迎は家人頼みとなるが、木曜日に送ってもらい…

ちょびお物語エピローグ〜養子縁組正式決定!、そして別れ

里親トライアルに行っていた「すず(ちょびお)」君。個人情報があるので詳しくは話せないが、里親候補さんは田園地帯に住む4世代同居家族さん(ちょびおには他にも3件の応募があり、4件目にして初の面談)。今回の里親さんは環境的にも申し分ないし、何…

桜でんぶすら旨かった夜

おはようございます。入退院について沢山のコメントを頂きありがとうございます。色々追いついていませんが、徐々にコメント返信も進めて参ります。現在は心臓が火傷を負っている状態だそうですが、肉体労働以外の制限は特にありません。まだ微熱が残ってい…

飼い主が病院から帰還しました!! 感謝します

猫の銀次郎です。飼い主の「6X6」が心臓のカテーテルアブレーション手術の為に入院しておりました。無事に手術を終え、日曜日に生還しました。本来であればコメント頂いた皆様に返信するなり、ブログを書いて報告するところであります。ところが昨日、本人は…

飼い主は入院しました。2月3日に手術を受けるそうです。

飼い主の「6x6」は、カテーテルアブレーションを受けるために入院致しました。手術は2月3日の節分に行うそうです。順調にいけば日曜日に退院となります。その間はブログは休載するようです。って猫に書かせるなよ。皆様によろしくお伝え下さいとも言っ…