
おはようございます。入退院について沢山のコメントを頂きありがとうございます。色々追いついていませんが、徐々にコメント返信も進めて参ります。現在は心臓が火傷を負っている状態だそうですが、肉体労働以外の制限は特にありません。まだ微熱が残っているので、大事を取っていきたいと思います。さて・・・。
今回の入院手術について、詳細な出来事をブログにアップすることは予定していない。印象的な出来事や、その時思ったことなど、備忘録的に何回か掲載するだけで終わるつもりだ。病院の入院前相談(という診察項目がある)で、NGな食べ物を問われたことがあった。既に緊張して思考が硬直化していたので、愚直に苦手な食べ物を書いた。「鯉、馬肉、鮒寿司、ホヤ、昆布巻き」と書いて、担当者を苦笑させた。そんなの病院食に出ませんよ、と。でも本当のことを言えば、「桜でんぶ」を加えるかどうか悩んだのである。何もそんなにニッチなところを攻めなくても良いかと自粛した。そんな「桜でんぶ」を巡る出来事。
手術当日は朝から絶食。9時半にストレッチャーに乗せられ手術室に入った。ハイテク機器とスタッフの多さにびびる。でもテキパキとした準備作業を見て、もう全てを委ねようと思えた。手術は順調で2時間ほどで終わったそうだ。折角カテーテルを心臓まで挿れたので、同時に冠動脈の検査(動脈硬化の有無)も行った。プロフェッショナルな仕事だった。辛かったのはむしろ術後である。3時間は絶対安静で足に重しを乗せて一切動けない。その後5時間は看護師さんの介助でのみ身体の体勢を帰ることができるが、右足は動かせない。そして手術終了から8時間後、ベッドの背もたれを30度まで上げることができるようになる。僕の病院では割とここを厳密に対処していた。もう少し緩い病院もある。もうなにが辛いって、この動けないのが一番辛かった。中国とかモンゴルの拷問かと思った。夕食は節分の恵方巻きで、手で摘んで食べることができるものだった。他の副菜も食べれるように介助すると言って頂いたが、とても食べる気にはならなかった。すると、いつでも食べられるようにバナナを用意して頂いた。手術後、最初の食事は恵方巻き。甘くて美味しかった・・・・。ってこれ「桜でんぶ」じゃないか!!。まさか本当に出るとは・・・。いや節分だから出るよな。でもあれだけ苦手な桜でんぶもこの状況であれば美味しく感じた。手術後最初の写真撮影は、iPhoneで撮った。身体の自由が効かないとはいえ、我ながら酷いカットだ。
iPhone13 PRO