街:長野
さて、二日目の朝を迎えた。初日は想定以上に酒を飲み過ぎた。身体が重い。幸い、二日酔いといえる程の状態ではない。でも過去に体調を崩したのは、こういう場面で無理をした時だった。昨日の段階では、二日目は上田市近辺の宿場町を歩き、その後に群馬県の…
(そして・・・)上田に行くべき理由は他にも幾つかあった。ジャズ喫茶「A列車」に入るというのも一つの理由である。これまた絶妙なタイミングでブロ友(いえ先輩師匠です)のazuminoさんが「A列車」の記事を掲載していた。良さそうな店だし、アルコールも楽…
大人の休日倶楽部パスを使って辿り着いた長野県上田市。街中を写真を撮りながら散策したのが前回。そして今回は上田市のメインイベント、上田映劇の前まで来た。僕は古き映画館を見ると、血が騒ぐ。なんというか居ても立ってもいられない、焦燥感にも似た切…
小諸市を出て向かう先は、同じく長野県の上田市。ここが初日の最終目的地にして宿泊地となる。いつか行ってみたいと思っていた上田市。GWに行きたいなあと思いつつ、諸般の事情で叶わなかった。一人旅だとクルマで行くには遠い。秋田県から鉄道で行くにはコ…
ついこの間「大人の遠足」とか称して、JRのフリーチケットを利用した日帰りの旅に出た。そして今回は「大人の休日倶楽部パス」を利用して、2泊3日の一人旅に出た。まあ僕には僕なりの事情もあり、旅に出かける必要があったのだ。「大人の休日倶楽部」は5…
三度目の渋温泉。夜の散策も三度目となる。一度目は空いていて(15%)、二度目は人出がいっぱい(110%)、そして三度目はそこそこ(30%)といったところだと思う。今回は短めの散策であり、射的なども行かなかった。外湯も入らなかった。それでも…
夕刻近い頃、渋温泉の路地裏を歩いた。遠くで子ども達が遊ぶ声がする。「通りゃんせ」を歌っているかもしれない、と耳を澄ます。勿論、今どきの子供は「通りゃんせ」を歌わない。でもこの場に佇むと、そのメロディーが木霊するような錯覚を覚える。本当にこ…
三度目となった渋温泉。当然ながら路地を彷徨する。この日は午後5時半より金具屋旅館の館内ツアーがある。温泉街歩きの時間は限られている。GW(中日だけど)期間ということを考えれば、想定よりも人出は少なかった。町並みは5年前に来たときと殆ど変わら…
諸所の事情を現実的に考えて、このGWに出かけるとするならば、クルマで出かけるしかない。当地、秋田県は鉄道も空路も極めて選択肢が少ない。しかも一泊二日の行程しか取れないし、家人と一緒である。そのなかで選択肢を絞っていくと、大体似たような場所に…
おぢさんのくせして感傷的な僕は、夏休みの信州行きの写真掲載を一回分残しておいた。大した写真ではないから、というのが一つの理由だ。撮った写真の量からすれば、掲載すること自体は残り何回も可能だ。でも僕なりの卑近な世界においても、ある程度の基準…
長野善光寺町にて。以前に来た時に、このトンネルのような通路を通ったことがある。トンネル通路の足下には明かりが灯り、その先には何か店があったような記憶がある。今回、長野に来て、どうしてもそれが気になるので探した。呆気なく見つかった通路の先で…
長野は、実家の静岡方面への行き来(実際は東北道〜東名が多いけど)にも立ち寄るし、群馬方面に行く際にも立ち寄る。何故か、善光寺を素通りするわけにもいかない、そういう想いが浮かぶ。だから善光寺には4〜5回来ているのではないだろうか。お参りがて…
渋温泉の2キロぼど手前に、「湯田中温泉」という温泉街がある。行きがけに少しだけ立ち寄ってみた。「湯田中渋温泉」というように、湯田中温泉と渋温泉は隣り合った温泉だ。東北の温泉でいえば、鳴子温泉と東鳴子温泉のような位置関係だろうか。地方部、は…
渋温泉に前回来たのは2016年の5月。あれから2年しか経っていないので、街並みは全く変わらない。歩いた場所もほぼ一緒。渋温泉と安代温泉と一応宿泊温泉は異なるが、宿は同じ通りに面し、200mと離れていない。それでも楽しいものは楽しい。今回、唯一…
人によっては、「なによこの温泉。廃れたミニ熱海みたいで貧乏くさいわね」となるかもしれない。メインの通りから蜘蛛巣状に張り巡らされた細い裏路地を探索し、戻るべきか進むべきか悩んで、結局一周廻ってみたりする。温泉街には色濃い影が織り成され、夜…
秋田、青森、岩手、山形、宮城。この辺りの温泉に行くのは、「旅行」というより趣味の領域だ。最近ではまとまった休みに、福島、群馬、栃木、長野の温泉に行く機会が多い。これは「旅行」と言ってよい。行ってみれば当然ながら、気に入った温泉もあるし、そ…
安代温泉に入る前には、近くの須坂市に立ち寄った。信州須坂と言われる町であり、なかなか趣のある町だった。あまり知られていない、こんな町がまだまだあるから堪らない。どうしても時間の制約があり、ゆっくりは出来ない。晴天に恵まれたうえに風がぴった…
信州紀行本編に入る前に小ネタを挟む。温泉街で入ったカフェの写真だ。僕のブログを見るような方であれば、よもやそんなことはないと思うが、「温泉街のカフェ?お洒落なの?どんなスイーツ?」なんて期待しないで頂きたい。これが正統的なカフェ、つまりは…
短い夏休み。毎年、諸事情から一泊二日でしか出かけることができない。今年は長野方面遠征をチョイスした。最近は群馬(草津温泉とか渋温泉)に行く機会が多く。長野も群馬行きの場合とほぼ同じルートを辿る。道中は新鮮味に欠けるのだが、秋田県から一泊二…
旅先で出会った猫。 X-PRO2 / XF23mm F1.4R
夏のショートトリップ、それは家人と一緒に旅をすることでもある。そこには一定の妥協も必要で、普通に考えれば無駄だったり疑問に感じる選択についても、甘んじて受け容れることも求められる。草津温泉に行くにあたっては周辺の市町村にも行きたいところが…
-------------------------------------------------------------------------------------------------------そして手に入れたもの(iPhone6Sにて撮影)長野県の小布施ワイナリーは、極端な観光化を避けて小さなワイナリーとして生きていく道を選んだワイナリ…
僕が行く温泉では、夜に色っぽい展開が待っていることはない。ここ渋温泉もせいぜい射的屋さんを覗く程度で、15分も散策すれば終わりである。かつては、ここにもストリップ劇場があったそうだ。もちろん今は閉店し、夜に遊ぶような場所もない。射的屋さん…
渋温泉夕刻の続きというか、残りの写真である。渋温泉はそこらの東北の町よりも多くの人が歩いている。浴衣姿で歩いても寒くないし、旅情誘う石畳の通り沿いに外湯(共同浴場)が並んでいる。9つの外湯全てに入るとご利益があるそうで、もう意地になって汗…
遠出をして散策する際、いや散策するために遠出をする場合といった方が正確か、それを温泉宿泊とセットで行うことが多い。本当のことをいえば、温泉を諦めれば散策の可能性は、もっともっと拡大する。温泉宿泊の場合は宿に入る時間とか、食事の時間で制約が…
善光寺にて。雨の散策は苦手だけど、雨上がりの濡れた街は好きである。それまで晴れていたのに、僕が散策をすると同時に土砂振りのにわか雨。傘は車に置いて来たので、軒先でしばらく雨宿りを余儀なくされた。これは仏罰か?、その時は思った。雨が止んで散…
「折角、長野まで来たのだから」ということで、野沢温泉の帰りに善光寺に寄ってきた。大体1時間位の距離である。善光寺の門前町は、とても雰囲気がある。ゆっくりしたいところだが、帰りのことを考えると、滞在時間は極めて限られる。この回廊は、造り酒屋…
ここだけの話、お恥ずかしながら、「薔薇」という漢字を書くことが出来ない。パソコンだから漢字変換してくれるものの、手書きであれば「バラ」とカタカナで書くしかないだろう。「薔薇」の漢字を覚えようと思うこともあるが、結局いつも、そのまま放置され…
お盆休みに、青春18切符でノンビリ鉄道旅行でもしたいなあ、と思いつつ諸般の事情でそれは適わなかった。そこで、今回は、1泊2日の強行軍で信州・野沢温泉に行って来た。途中、長野と新潟で1カ所づつ街歩きもしたいという無理のあるセルフツアーである…
秋晴れの一日。長野県って寒いイメージを持っていたが、秋田よりは暖かく、本当に気持ちのよい日だった。昨日アップしたサンクゼールのワイナリー。ワインも良かったが、ワイナリー自体も素晴らしく、ピクニックでもしたくなる感じの所だった。写真を撮って…