2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧
ジャズ喫茶スワンを出て、町歩きを再会した。5分と歩かないうちに、目の前に宿泊予定のホテルが見えた。折角なのでチェックインした。すぐに大浴場に入り、さっぱりした。さあ、街が暗くなる前に出撃しよう。一口に新潟といっても、その範囲は広い。未踏の…
JR新潟駅を徒歩で出発し、萬代橋を渡り、思い出横丁集辺を歩いたところまでが前回だ。途中の寄り道を入れて、大体歩いた距離は5kmほどだと思う。言うまでもないけど、僕はロボットではないので疲れもする。まだ一日は長い。日和るわけではなく、戦略的な休…
という訳で、新潟市に行ってきた。鉄道の旅だ。本来はもっと遠くへ、例えば関東方面とか、北陸とかに行く計画を持っていた。残念ながら、昨今の感染状況等、大人の事情から新潟で手を打った。新潟は好きな町だし、写真の撮り甲斐もあるので不足はない。今回…
例えば、真冬になると青森に行きたくなるように、何故か夏の終わりになると行きたくなる場所がある(実際には行くのは夏の終わりとは限らないが)。3月に骨折した左足の状態がなかなか上向かなかった。無理しすぎて炎症を起こすことを繰り返したので、及び…
あの夏の光と影はどこへ行ってしまったの。我が家の猫、銀次郎はモノクロで撮るに限る。八月の僕のお気に入りは、リコーのGRⅢ。銀次郎のお気に入りは下段のトンネル。僕がネット通販を利用した時の梱包材だ。購入したのは小さな物だったけど、何故か長さ1m…
秋田県五城目町の「喫茶ミカ」。随分と前から写真に撮らせて貰っている。元から営業中かどうか判別がつかない店だったが、とうとう一回も行かないまま廃業してしまったようだ。入ろうとはしたことは何回かある。その度に休みだったり、扉を開ける勇気がなか…
どんなに強く降っても、短時間で止むと分かっている「にわか雨」なら良い。誰でもスマホで雨雲レーダーを見ることが出来る時代になったが、線状降水帯などという恐ろしい言葉が身近になった。同じ市町村内でも、被害の雨が殆ど降らない地域がある一方で、あ…
ハイコントラスト白黒で、イキって撮影するのは恥ずかしい。勿論、イキっているつもりはないが、イキらされていることは間違いない。だって、そういうカメラだから。そこで僕は漁港で猫を撮ることにした。猫からすれば、森山大道もブレッソンも僕も一緒だし…
別に残夏である必要もないし、ハイコントラストで撮る必然性もない。GRⅢを買ったので、「ハイコントラスト白黒」という撮影モードで撮ってみたい。ただそれだけである。はっきりいってベタな写真だが、誰だってこのモードで撮ってみたくなるものだ。僕は自分…
この夏の旅、最後に訪れたのは「岩下の新生姜ミュージアム」。最初に断っておくと、多くのお子様で賑わう場所をガチのカメラで撮るのも気が引ける。コンパクトカメラのGRⅢで撮影した。それ自体は良いが、「ポジフィルム調」というモードで撮ったら、ピンクに…
栃木市は「蔵の街」と呼ばれる。そのイメージの多くは、前回掲載した巴波川沿いの景観に代表される。水路のような河と黒壁の商家。県名と同じ名の都市としては(県庁所在地ではない)、あまりにしっとりと静かである。町並みの方も大体同じ感じで、古い蔵造…
冴えない夜を過ごした栃木・佐野の夜。翌日は栃木市まで移動した。茨城の古川とか、他に行きたいところもあったが、栃木は「いつか行かなきゃ」と何年も前から思っていた場所だ。佐野からは僅か20kmほどの距離だから、このチャンスに立ち寄ってみること…
北関東(栃木)シリーズは、もう少し続く。今日は中休みとして「蓮の花」の写真を掲載した。秋田市の千秋公園のお堀で、ぷらぷら歩きながら撮っただけなので、写真自体は大した代物ではない。でも花は神々しい。花の内部に黄色っぽい何かが隠されている。最…
強烈な西陽を浴びながら、寂しい佐野駅前を歩き回る。そうこうする間に、日が暮れてきたと思えば、あっという間に暗くなっていく。写真は撮れても、食事の店が見つからない。独りであればそれは大した問題ではない。だが繰り返しになるが、今回は家人と一緒…
ホテルから佐野市役所の近くまで、タクシーで移動した。あとは勘で歩き、こんな所に出た。他に歩いている人の姿は殆ど見ない。夏季休暇だからか、元々そうなのか、酷暑のせいか、さっぱり分からない。繁華街らしき通りの写真を撮りながら、ついでに夜にご飯…
<その1:昼食を食べた佐野屋さん><ちぢれ麺は自家製のようだ。夜も別の店で食べる予定なので餃子は断念した><その2:佐野青竹手打ち・大和さん。20時閉店の店で、この時点で19時20分。看板は消灯され、整理券を持った人しか入店できない状態。無…
群馬県太田市に行くのは家人の希望で、目的はそこにあるスバルの群馬本工場を見ることだという。いや多分違う。本工場前にある伊勢屋さんというお菓子屋さんで、スバル最中を買うことだと思う。伊勢屋さんが製造販売するスバル最中は、元々は富士重工業の健…
毎年恒例の夏休み一泊二日のショートトリップに行ってきた。これは純然たる一人旅ではなく、家人との家族旅行的な位置づけである。家に猫を残していくこともあり、日程は一泊二日しかない。以前は西伊豆への一泊二日弾丸ツアーもあったが、秋田県から一泊二…
ある日の夕方の空。真夏には違いないが、ピークを越えつつあることを感じさせる空の色だった。美しいと思うと同時に、どこか哀しげにも見える。この色は何色と呼ぶのだろうか。X-PRO3 / XF16-80mmF4 R OIS WR
リコーのGRⅢを購入した。以前にGR DIGITAL2というカメラを使っていた(2007年から2016年頃まで)。それ以来のGRである。GRⅢは、以前持っていた機種の5世代先にあたり、現行機種である。GRを買うということは、極論すればカメラを買うことではない。重いカ…
例年(例外もあるが)、真夏の真ん中と僕が認定した日に、向日葵の写真を掲載している。毎回お邪魔している向日葵畑に行ったものの、今年は生育が遅いようだ。まだチラホラとしか咲いていなかった。しかも空には雲が多く、ほんの僅かしか青空は覗かない。そ…
秋田県湯沢市の「絵どうろう祭り」。2020年からコロナ禍で開催が中止されていたが、3年振りに開催された。秋田県では今年は竿燈祭りも3年振りに開催された。そちらには行くことが出来なったが、絵どうろう祭りに行ってきた。この祭り、詳しくは知らな…
アサガオの水やり、ラジオ体操、昆虫採集、おやつの西瓜。殆どお金の掛からない行為があれほど楽しかったのは何故だろうかと考えることがある。あの頃はエアコンも使わず、生活することも出来た。いま窓の外にアサガオを植えている。日除け代わりだけど、葉…
全国花火競技大会 (通称、大曲の花火)は、毎年8月の最終土曜日に開催される。写真はその会場となる秋田県の旧・大曲市(現・大仙市)の町並みである。その名も「花火通り商店街」。大曲の花火は新型コロナの影響で2020年から開催中止となっていたが、…
北東北の梅雨明けは、7月26日だった。7月の前半は連日快晴続きで、梅雨明け以降は逆に天候不順が続く。どうも冴えない状況だと思っている間に、あれよこれよと夏祭りのイベントが始まった。まだ気分が夏に置き換わっていないのに、既に真夏のピークを迎…
秋田県湯沢市の「名店街」。再びどころか、過去には何度も来ている。ただ写真を撮る為だけにである。ここまで来るのには、クルマで1時間以上掛かる。そんなに遠くもないけど、クルマ以外の交通機関で来ることは困難だ。夜の時間に飲酒もせず撮影をする場所…
稲庭うどんは、江戸期の寛文年間から造られており、秋田久保田藩主の佐竹家のお抱えであったという。その製造法は長らく一子相伝、門外不出のものだった。何かあった時に製造法が途絶える危険があったので、ある時期に伝承者以外(長男以外)の者にも特別に…
秋田県湯沢市に両関酒造という造り酒屋がある。丁寧な酒造りで知られる老舗造り酒屋である。見事な母家を持ち、僕も何度か写真撮影に行ったし、直営の売店で酒を買って飲んだりもしている。旨い酒である。その両関酒造が展開する新たなブランドが「花邑(は…