No Room for Squares!

街と猫と追憶を撮る

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

大船渡・盛の町は気だるかった

東北の地に移り住んで、早十数年。年々、身体が暑さに弱くなっていることを痛感する。寒さの方は、慣れたとは自分では思ってはいない。でも真冬の朝の気温が3度もあれば、「今日は暖かい」なんて言うようになったので、確実に慣れているのだろう。問題は暑さ…

実はパンケーキが大好きだ

パンケーキといっても、レンズの話。二枚目の写真のような薄型のレンズを「パンケーキレンズ」という。XーM1という旧型の小さなミラーレス(フジ)を買った際、このXF27mmと、もう少し厚みのあるXF18mmのどちらを買うかで迷った。結局、XF18mmを買ったのだ…

花巻 SIDE-B

僕は、今だにLPレコードで音楽を聴いている。無論、CDでも聴くし、itunesのairplayだって利用する。でもメインはLPレコードだ。レコードにはA面とB面の二つの面がある。文字通り盤面をひっくり返すのだ。B面というと、おまけというか、A面よりも劣るようなイ…

What the hell is this ?

裏庭の隣家との境にあったヤツ。一体これは何なのだろうか。そもそも花なんだろうか。触手っぽいところに毒があったりしないのだろうか。それどころか、モジャモジャと動き出したりしないか不安にすらなる。もしご存知の方がいれば、教えてくれると助かりま…

我が家のニッパー、優しい光を浴びる

ビクターの犬、ニッパー君。それは一匹づつ全て異なる顔をしていると書いた。劣化や環境も含めての話で、極論ではある。何だか気になって、我が家のニッパー君を確認してみた。JBLのスピーカーの上で飼っているやつだ。他の個体よりも「小生意気」な感が強い…

いつもの小路を、いつもと違うレンズで撮る

ここ最近は、XF18mmというレンズをよく使っている。最近買ったレンズで、フルサイズでいう所謂28mm広角レンズである。巷では余り評判が良くないらしいが、僕は不満を感じていない。特に軽くて小さいことが気に入っている。いつも撮る秋田川反の「かっぱ小…

看板猫の静かな時間

山奥にある旅館の看板猫。いつ見ても堂々としている。一番最初に見た時は、まだ子猫っぽくて、どこかオドオドしたところもあった。今では堂々と落ち着いた態度である。というか寝ていることも多い。X-PRO2 / XF23mm F1.4R

1合1296円(税込)のお酒は高いか

新潟県村上市のお酒、「大洋盛 大吟醸」。小さな一合瓶(正確には200ml)で税抜き1200円もした。一升瓶だと税抜き8000円らしい。これを料理屋さんで頼んだとすれば(そもそも置いている店は滅多にないだろうが)、恐らく一合で約2000円はする…

猫のウインク

いや、コレ違うだろ?。そういうツッコミは置いといて・・・。X-M1 / XF18mm F2.0R

遠い眼をしたニッパー君

ニッパー君には、それぞれ個性があり、顔も一匹ごとに異なる。いや、大丈夫、僕は正気です。何十年も店頭に置かれれば、その環境によって色の劣化や汚れ具合も異なるし、周囲の町並みによっても受ける印象が異なるので、当たり前のことだから。今回のニッパ…

何かへ通じる道

この道を行けばどうなるものか。何故この道を歩くのか。その理由は明確で、落し物をしたからだ。都合3往復(3周)、時間にして30分以上歩いたけど、とうとう落し物は見つからなかった。もう写真を撮る気分ではなく、意気消沈して帰宅した。すると落とし…

関川村の煙草屋は健在だった

折角、新潟の村上市まで来たので、関川村まで足を延ばした。JRの駅でいえば、「越湖下関」の辺りだ。これまで「えちごしものせき」と読んでいたが、正しくは「えちごしもせき」だった。ここには地元で大人気の食堂があり、まだ一度も入ったことがないので、…

煙草カウンターとペプシの別れ

手前の煙草屋さんは、積極的に店先で営業している気配はないけど、現役の家屋である。その奥の商店が解体工事中なのである。煙草屋さんと商店が並んでいる様は良き昭和の時代を象徴していたと思う。何度か書いたけど、僕の祖父母は商店をやっていた。煙草マ…

軒先で咲いている

一枚は店舗の入り口の庇の下に飾られている。商店街の取り組みだろうか。宝塚劇場と比べれば、町のお祭りの舞台程度かもしれない。それでも人の眼を集めているという意味では、花冥利に尽きるだろう。もう一枚は大きな邸宅の普段は閉ざされた門の隙間から外…

村上ルーティーン〜「千年鮭きっかわ」にて

新潟県村上市のランドマークの一つ、「千年鮭きっかわ」さんである。吉永小百合さんがJRのポスターの撮影で訪れた場所でもあり、暖簾の前では絶え間なく観光客が記念撮影を撮る。この暖簾の写真は軽く数百枚は撮っている筈だ。特に工夫も何もなく、とりあえ…

7月になると何故か村上に行きたくなる

僕は新潟県の村上市が好きで、よく出かけている。今回も突然、村上市に行きたくなった。何となく気になったので過去のデータを調べてみた。取り合えず2015年から昨年までのデータはすぐに分かった。その間、僕は7回ほど村上市に行っている。他の目的地に行…

黒壁クランク〜ある瞬間

新潟県村上市の黒壁通り。ベタと言われようと、僕はこの通りが大好きだ。過去に色々な画角で撮っているが、28ミリ相当のレンズが最もしっくりくるようだ。今回の写真は、背後から自転車が来たので、ほんの一瞬、撮影タイミングがずれている。またクランクの…

錦絵のように

写真自体が錦絵のようではなく、単に背景に錦鯉が写っているだけか。望遠レンズ週間だったので、僕にしては撮らない類の写真が多くなった。良いことだと思う。X-PRO2 / XF90mm F2.0 LM WR

てるてる坊主

折角の望遠レンズなのに、微妙な写りとなってしまった。でも捨てがたい味があるような気もする。そもそも、てるてる坊主なんて久しぶりに見た。X-PRO2 / XF90mm F2.0 LM WR

天童温泉の素顔

山形の天童市といえば、将棋と温泉で知られる町である。国内の将棋駒の殆どは、天童で生産されているらしい。最近、世間は将棋ブームに沸いている。天童温泉に老若男女の将棋ファンが押し寄せても良さそうだが、あまりそんな話は聞いたことがない。そもそも…

モノクロドラゴン

今週の写真は全て「jpeg」で撮っている。単なる設定ミスだけど、それがあるべき姿とも思う。今回も無加工で掲載する。XF90mmの描写には驚くばかりだ。でも一々驚いているということは、まだレンズに遊ばれている状態なのである。もう少し落ち着いて撮ってい…

ちっこいの来ました

ちっこいカメラを入手しましたよ。富士のX-M1。中古で、約1万5千円で購入した。コンデジよりも安かった。写真では分かり難いけど、とても小さいカメラだ。これに合わせるべく、別途レンズも入手した。XF18mmだ。レンズはX-PRO2にも当然使えるし、バッテリ…

とても微妙なものを見つけた、インスタ映えするらしい

残念なことに、見つけたのは朝であり、当然店は営業していないので、食すことはできなかった。ちなみに気になって調べたところ、実物はこんな可愛いものではなく、かなりのインパクトだった。X-PRO2 / XF35mm F1.4R

マジックアワーを撮影する難しさ

マジックアワーといっても、「チャラララ♪〜」と音楽が流れる手品の時間ではない。日没直後の時間帯のことで、日は沈んでも空には明るさが残り、昼とも夜とも異なる色彩が世界を包み込む刻のことを言う。何気ない何時もの光景だって美しく見える。そんな写真…

露と落ち、露と消えにし・・・

昨日、訃報が報道された、ボサノヴァの神、ジョアン・ジルベルト氏のご冥福をお祈りします。あれだけのミュージシャンなのに、晩年はあまり幸福でなかったようです。それでも貴方のギターの調べと歌声を、僕は決して忘れません。紫陽花の写真は、最初カラー…

望遠の街角

レンズは眼とは良く言ったもので、町を歩く時にどんなレンズを持つかによって、見えてくる風景は違ってくる。僕は町中では望遠レンズを殆ど使うことがない。それは昔から一緒だ。せいぜい標準ズームレンズの望遠域、85mmとか105mmをアクセント的に使うだけだ…

花を撮るセンスはないけれど

マイクフォーサーズ処分により、マクロレンズは1本も無くなってしまった。でも、XF90mmはマクロではないものの花の写真は十分撮れそうだ。もう20年越しの課題として、僕は花の写真が全く駄目だ。自分で言うのもなんだけど、センスがないのである。少しは…

猫のシニカルな目つきが気になる件

言いたくないことだが、この眼つきを見る限り、家の猫は僕のことを小馬鹿にしているようだ。上から目線で見られていることが分かる。猫の方が偉そうな態度なのである。X-PRO2 / XF23mm F1.4R

たい焼きを買うカップル

最後に、こんな風に手を繋いだのは、一体いつのことだろう。思い出すことはできなかった。たい焼きを買う直前に、この親密さ。暑いから嫌だなんて、露ほども思わないものと思われる。LEICA M MONOCHROME(CCD)

秘密兵器・XF90mm 来たる!

昨年、マイクロフォーサーズのミラーレスカメラ=パナソニックGX7を中古で買った。普段、仕事で外に行く際に、車に常備する小型のカメラが欲しかったからだ。パナソニック製のライカレンズに加えマクロレンズも揃え、結構気に入っていた。ところが、そのカメ…