No Room for Squares!

街と猫と追憶を撮る

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

芸風違いのモノクロ写真

壊れてしまった画像管理ソフトのデータ(カタログ)過去分を再構築している。その一環で、「森山大道」さん風のプリセット(登録した画像処理セット)も復元した。最近撮った画像に遊びで適応している。モノクロの画像処理はキリがない点と、画面上とプリン…

これこそ比内地鶏の親子丼

GWに秋田県まで観光に来る方も多いと思う。僕が観光客であれば、比内地鶏の親子丼は必ず食べると思う。例えば秋田市内だけでも、多くの飲食店で比内地鶏の親子丼を食べることが出来る。貴方は其処彼処で、「究極の親子丼」と書いたメニューなり幟を見かける…

寒さに散った桜の花びら

GW初日で、今日は僕も休みだった。秋田市中心部の千秋公園の桜が散りぎわで綺麗だろうと見に行った。もう桜は葉桜状態で、散った花びらを撮影したものの、ここ数日は雨と低温が続き、桜の花びらも新鮮ではない。気温は10度以下で、夕方4時頃に確認すると…

どこか遠くへ行きたい

平成と令和を跨いでの大型連休。またしても諸事情で遠出は叶わない。どこか遠くへ行きたいなあ。知らない街を旅してみたいなあ。写真は、2008年に出かけた金沢。この金沢行きの翌月から、僕はブログを始めた。町歩き大好き人間からすると、金沢は天国だ…

猫・銀次郎の成長(番外編)〜我が家の猫物語

昨日、我が家の猫、銀次郎が8回目の誕生日を迎えたと書いた。銀次郎が我が家に来てから、5ヶ月ほどで先代のボス猫は亡くなった。銀次郎の年齢は、そのまま先代猫が亡くなってからの年数を意味している。画像管理ソフトの分類データが破損し、データが取り出…

8年前の銀次郎

4月24日は、我が家の猫の誕生日らしい(書類から)。実際には、東日本大震災後のGW明け、6月に我が家にやって来た。これから世の中が、どうなるのか分からない不安だらけの状況だった。前年の秋には、10数年一緒に過ごした猫が亡くなった。相棒のもう…

Y字路の中洲に建物がある光景

Y字路の中洲に建物がある光景。秋田県では、この場所が一番絵になる場所である。滅多なことでは、人も歩いていない。雪が積もったとか、夜だとか、何かアクセントがないと平坦な写真になってしまう。そう言い続けて早数年。いまだ何の工夫もしないのである。…

ふたりのさくら

若い頃は、「あと桜を何回見ることができるか」なんて考えない。人生の折り返し地点を過ぎ、ある時点から「桜を見ることのできる回数には限りがある」ことを察するようになる。僕も来年の桜を見ることについては、突発的なことがない前提でいけば、疑念を持…

タカラビールを売っていた店

最近は地方の田舎でも、各種大手チェーンが進出し、田舎を感じる程度が減っている。でも時折、吃驚するような物件に出会うこともある。今回は「全国的には無名だけど、そこそこの規模の温泉街」で見つけた。なんと「タカラビール」の看板をつけた酒屋さんだ…

座ったまま寝る猫

座ったまま室内に入る日を浴びていたら、そのまま眠くなってしまったらしい。最近、僕の身には禍々しいことが多いけど、春の猫は平和そうだ。 追伸:新しくなったGooBlogにまだ慣れず、ハッシュタグと「旧・ジャンル」の関連が分からない。「写真ジャンル」…

駅前の光景 JR奥羽本線・・院内駅

一枚目の写真、随分と立派な駅舎に見えるかもしれない。これは「院内銀山記念館」と「JR院内駅」が併設されているからであり、駅自体は無人駅である。この院内(秋田県湯沢市院内)には、江戸時代に発見された「院内銀山」という鉱山があった。1800年代…

早川食堂でカツ丼を食べる

早川食堂って何だ?。大抵の人はそう思うだろうから、簡単に説明する。早川食堂とは、山形県のJR村山駅前の食堂である。古くからある大衆食堂である。そういうものが僕は好きなのである。これまでは僕の行動パターンから、食事時に村山に立ち寄ることがなか…

春うらら

一度やってみたかった「ハイキー調写真」。見返すと自分の写真でないみたいで、落ち着かない。春うららの感じが出てると良いけど、もしかするとハイキーはもっと大胆にすべきかも。庭の河津さくらは開花から10日以上経過し、一応ピーク状態にある。満開に…

最強の伏兵〜河北町の路地裏

「路地裏のオヂサン」を自称している。山形県寒河江市の路地を求めて歩いたものの、不完全燃焼に終わった。その直後、道路標識を見て、河北町がすぐ近くにあることを知った。河北町にには昨年の9月に行っている。 今回もとりあえず立ち寄ってみることにし…

寒河江を彷徨った

山形県寒河江市。歴史的な何かがありそうな名称の町である。でも実際のところ、寒河江に何があるかと問われ、答えることのできる人は少ない。僕も、「さくらんぼ」で有名な町であること以外、殆ど知らない。寒河江は、山形盆地の西部に位置し、天童とか山形…

こんな僕でも山寺の山頂に辿り着く

正直なところ、本当に山頂に辿り着くのだろうかと不安だった。不安の大きな要因は、どの位の時間が掛かるのか、そして現時点でどの地点にいるのか、それが分からないことだった。勿論、事前に調べてくれば分かることではある。僕が何の下調べもしなかっただ…

山寺に行ってきた〜1070段の石段の先には?

宝珠山 立石寺、通称「山寺」に登ってきた。松尾芭蕉が、「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の句を読んだ、あのお寺である。山門から絶景で知られる「五大堂」までは、実に1070段もの石段を登らなければならない。不信心であり、かつ運動不足の自分が、果た…

坂の上の神社

山形県酒田市の高台にある神社。大抵ここには、猫がウロついているけど、今回は出会うことが出来なかった。石畳と階段は猫にぴったりなのに、残念だ。猫がいないことにより、一層枯れきった写真を撮ってしまい、自己嫌悪に陥る。少しジジすぎる。LEICA M MON…

瓦屋根と家紋を仰ぎ見る

山形県酒田市の松山地区にて。この建物は、倉庫的な利用をされているようである。恐らくは、かつての母屋であり、現在は新たな母屋が建築されているのだと思う。鬼瓦のデザインは、この家の家紋であると想像される。一点もので焼いたのだろうから、相当な贅…

昔のビルディング

山形県酒田市にて。昭和初期のものと思われるビルディングだが、一体何の建物なのかは分からない。港から高台の公園に至る道路沿いにあり、近くには古い医院とか料亭などがある。港湾関係で蓄財した商家の建物かもしれない。こういうものが、何気なく佇む酒…

モノクロ銀次郎の午後

「銀次郎って誰やねん!」と突っ込んだ貴方。銀次郎とは、我が家の猫の名前である。平日の昼間は無人になる我が家。銀次郎は静かに昼寝をしている。冬は小さく丸くなり、不幸そうに寝ている(蓄電式の床暖房なので、そんなに寒くはないけど)。春が来て、陽…

城下町は灰色の町

引き続き、山形県酒田市の松山地区だ。灰色というのは、陰鬱さを表現したとか、そういう比喩的な意味合いではない。色彩が単純に灰色なのだ。それはモノクロ写真だから当たり前だ、そう思った方もいるかもしれない。カラーでもほぼ一緒なのだ。アスファルト…

北の河津桜

3月18日のブログで、裏庭の河津さくらが固い蕾をつけたと書いた。ぽかぽか陽気が続き、そう遠くない間に花が開くのではと思っていた。ところが、その後は、なぜか雪が何度も降ったり、寒い日が続いた。気温が5〜6度にしかならない日も多い。蕾が綻ぶこ…

床屋クロニクル

山形県酒田市の松山地区。かつては、庄内藩の支藩である「松山藩」があった地である。町の造りも城下町そのもので、江戸時代の名残がそのまま残っている。折に触れて僕は訪れている。まずは、目についた床屋さん二軒の写真を掲載する。街中で見つけた床屋二…

牛タン太助は、一番だった

少し前の出来事だけど、備忘録として載せておく。仙台といえば牛タン、牛タンといえば、「太助」、「利休」、「喜助」。そして「司」。どれも旨い。初めて太助で食べたときは、本当に感動した。最近は、他にも沢山の店があり、どこもそれなりに旨いので、空…

孤高の猫

秋田県の象潟漁港。ボランティアによる猫ケアが継続され、暖かい休日には多くの人が猫と遊びに来る。猫たちも大分人馴れした。今回行った時は、夕方で肌寒いこともあり、僕以外に人は居なかった。茶トラの猫がやたらと甘えてきて、かがんで撮影していると膝…

(悲報)パナソニックのカメラ突然死

パナソニックのカメラ、LUMIX GX7が突然壊れた。直前まで普通に動いていたのに、電源を入れても全く反応がない。色々試したが、明らかに死んでしまったようだ。過去にデジタルカメラを何台も使ったが、今回のLUMIXのような極端な壊れ方、つまりは突然電源が…

神々しい何かが舞い降りた

日曜日の夕方に自宅近くの神社を散歩した。昭和の男は全般的にオカルトが好きだし、テレビでは矢追純一のUFO特集や川口博探検隊みたいなものに夢中になっていた。僕もかつては、学研のオカルト雑誌「ムー」の特派員プレスカードを持っていた(応募すると誰で…

色集めの午後

上山からの乗り継ぎで降りたJR山形駅。暫しの散策と昼食(チョイ呑み)を楽しんだ。何故か、この日は、「色」が気になって仕方ない。色を拾い集めた。上山・山形編はもう終わりです。X-PRO2

記憶は色褪せない

以前に何度も書いている話だけど、僕は上山市の商店街にあった「古い煙草の自動販売機」が好きで、その写真を何百枚も撮っている。少し前、その自動販売機は撤去され、建物は解体されてしまった。今回は、その周辺には近づかず、温泉街と駅の往復で終えよう…