No Room for Squares!

街と猫と追憶を撮る

城下町は灰色の町











引き続き、山形県酒田市の松山地区だ。灰色というのは、陰鬱さを表現したとか、そういう比喩的な意味合いではない。色彩が単純に灰色なのだ。それはモノクロ写真だから当たり前だ、そう思った方もいるかもしれない。カラーでもほぼ一緒なのだ。アスファルトと瓦屋根とブロック塀。町のカラーの大部分は灰色なのだ。

城下町ゆえ、江戸時代には道路は砂利敷き、ブロック塀は木塀だったと思うが、町並みは殆ど変わらないのではないか。



LEICA M MONOCHROME(CCD) / SUMMICRON M35mm ASPH