No Room for Squares!

街と猫と追憶を撮る

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

不穏な情勢

僕の自動車保険(任意)は、いま話題のJ社に加入している。これまで幾つかの事故処理をして頂き、その対応には概ね満足している。事故はないに越したことはない。でも昨日、某所駐車場で軽微な接触事故の被害にあった。停車中にぶつけられたのである。フロン…

夏の終わりの紫陽花から想うこと

僕の周り(秋田県)は、急速に秋に向かっている。既に夏は過去の話になりつつある。枯れ残りの紫陽花越しに見る街から、夏の面影を探すのは困難になっていた。さて、紫陽花の「花」の部分は、花ではなく「ガク」であるという。無論そのことは知っている。知…

モノクロシーズンがやって来る

青森(むつ市)に行ったのは、9月最初の連休だった。随分と昔のことのように思える。あの時は日本中が猛暑だった。既に東北では猛暑は昔のこと、朝晩は冷え込む日も多くなった。これからの季節はモノクロ日和になると思う。真夏にはモノクロでうまく撮れず…

実は料理をしています

今月から料理をしています。これまでは年に数回、カレーライスとか簡単な目玉焼きを作る程度だった。それが今は料理当番を仰せつかり、素人料理なりに徐々に進歩してきたような気がする。写真はiPhoneで単に記録したものだけど、いずれはきちんと盛り付けし…

猫は日常を続ける天才である

猫は日常を続ける天才だと思う。飽くなき執念で同じ習慣をどこまでも続ける。同時に、猫は日常を放棄する天才でもある。あれほど続けた習慣を呆気なく放棄することもある。どちらの面でも、人間は猫には負けている。LEICA M10 MONOCHROME / SUMMILUX M50mm A…

Flamingo Skethces

マイルス・デイビスの「Flamenco Skethces」をもじった駄洒落である。折角買った望遠レンズを殆ど使わないので、動物園に行ってみた。入場したのは、閉園の1時間前だった。入園と同時に急速に雨雲が広がる不穏な天候だった。それにも関わらず、入り口付近に…

無機質な刻

諸々あって最近は写真を撮ることが出来ない。過去の写真を検索する気にもならない。ブログに掲載する写真も何だかなあ、という感じになっている。これではいけない。今日は外に出て、写真を撮ろう。GRⅢ

季節は確実に変わっていく

何十日も猛暑が続き、エアコンも休みなく稼働していた。9月になって朝晩は少し涼しくなったと思っても、昼間は相変わらず夏のような暑さだった。それが今週になってから急に秋を実感するようになった。それもその筈、気づけば10月は目の前に迫っている。…

手書きの味わいよ

この手書きの味わいが堪らない商店。何年か前に来た時にはシャッターが空いていた。でも今は営業している気配がなかった。確か最後に来た時は、ここで飲み物を買ったんだった。店の前には小学校があり、往時には多くの児童が買い物をしたのかもしれない。ロ…

再び大雨が襲った

昨日は秋田大学附属病院に診察に行った。病院に入るときには、まだ雨は降っていなかった。その後に大雨となったようで、病棟内にも雷鳴が響いていた。しきりにクルマの移動を促す館内放送が流れるので、外を確認に行くと滝のような雨が振り、アスファルトは…

懐かしの東鳴子温泉

一時期はホームグラウンドのように通っていた東鳴子温泉。今では通過する際に立ち寄る程度。随分とご無沙汰している感がある。今回も所用で近くを通ったので、立ち寄った。滞在時間わずか10分。その間に歩いて撮った写真である。散々見知った狭い町にも関…

小さな花の世界

小さな店先に相応しい、小さな花。それを小さなカメラで撮った。こういう美しさに惹かれる人間もいる。『8のつく日はwebにお花を』GRⅢ

魅惑の珈琲売り場

宮城県某所にて。パン屋さんなのだろう。道路に面して珈琲などのテイクアウト受け取り口が併設されている。昭和の日本的スタバである。もう営業はしていないようだった。どんな珈琲を出していたのだろうか。誰が作っていたのだろうか。こういう店が現役のま…

猫は昼寝の場所を使い分ける

我が家の銀次郎さん。実に多くの昼寝場所を持っている。最近のブームは、①冷蔵庫の上、②僕のベッド(昼間のみ)、③屋根裏部屋の入口階段、である。その他にも別途5〜6箇所を使い分けている。どういう基準なのかは分からない。丁度、僕がカメラのレンズを使…

出かけられない日には空を見る

須く人は空の下にいる。出かけられない日には空を見ようと思う。その日の夕方、空には一本の棚引く雲。昼間の暑さが嘘のように、すっかり涼しくなった。入道雲は消えていた。こうやって季節は移り変わっていく。GRⅢ

真っ赤に染まるラーメン

何年も通っている店なのに、いつも同じ品ばかりを注文している店は多い。というより、特定の一品しか食べたことがない店が結構ある。写真の「中華そば華月」は、秋田県にかほ市の店であり、いわゆる「酒田ラーメン」系列の店である。煮干しスープの正統派中…

入道雲が頑張っている

今年の夏は暑かった。今でも暑い。秋の雲を見ることは増えたけど、入道雲だってまだ頑張っている。もう頑張らなくても良いのだが・・・。X-H2 / XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR

古代の水洗トイレを見学した

昨日掲載した雉の写真は、秋田市の高清水公園で撮った。秋田城跡に作られた公園である。江戸期のお城は「久保田城」という城で、秋田城は古代(奈良時代〜平安時代)の城柵である。戦闘拠点であると同時に、朝廷の出張所(オフィス)みたいなもので、現在の…

雉の写真を撮った

旅の記事は終わりである。今日は「雉の記事」を掲載しようと思う。ダジャレではない。実は少し前から望遠ズームレンズを導入している。それは「XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR」というレンズで、フルサイズ換算でいえば600mmに相当する超望遠域の撮影が可…

終着駅への旅(終)~すべては青森に通ず

終着駅への旅。その帰路編の最終回ということは、つまりはこの旅の最終回を意味する。勿論、旅は家に着くまでは続くし、家に着いてから写真を整理したり反芻する時間も広義には「旅」といえるかもしれない。でもまあ、今回で実質的に終わりである。旅の最終…

終着駅への旅、帰路編①~野辺地の町

最北の繁華街の夜は明けた。翌朝は、まずJR大湊線で野辺地駅まで移動する。そこから「青い森鉄道」で青森駅まで向かうことになる。乗り換え時間を利用して、野辺地駅前を散策した。実は野辺地町自体には以前にも来たことがある。近くの温泉旅館に泊まった。…

終着駅を目指す旅④〜旅の終わり

旅の夜は楽しむことにしている。酒だって飲む。でも以前と比べれば圧倒的に量は少ない。今回の総酒量は、2合相当+αくらいだろうか。全然足りない。当然もっと飲みたいが、これを現状の限界値としている。一軒目で生ビール(中)1杯、日本酒グラス1杯(多…

終着駅を目指す旅③〜本州最北の繁華街と猫

本州最北の終着駅である大湊駅に到着して、最低限の目標は果たした。ぬめっとした町並みはそれなりに見応えがあった。でもその終着駅で、不快な出来事があった。折角の旅にケチを付けたくないので飲み込んだものの、割り切れぬ気持ちを抱えたまま宿泊先のホ…

終着駅を目指す旅②〜本州最北端の終着駅に到着

本州最北の地といえば、何となく「津軽海峡竜飛岬」というイメージがある。実際には、下北半島の大間町(まぐろで有名)が本州最北の地である。同様に本州最北の駅関係も下北半島にある。JR大湊線の「大湊駅」が本州最北の終着駅となる。これが本州最北の駅…

終着駅を目指す旅①〜遠いと感じる場所へ

諸事情で暫くの間、旅に出ることが難しくなる。皆無とは言わないが、滅多なことでは旅に出れなくなりそうだ。当座の旅納めに短い旅に行くことにした。当座とはいえ旅納めなのだから、出来れば遠くへ行きたい。遠くが無理でも、せめて「遠く」を感じさせる場…

夏の疲れは猫にも及ぶ

少し疲れが溜まり、休日の午後にベッドで昼寝をした。いつの間にか、横で猫が添い寝をしていた。カメラを取って戻ると、まだ猫はそのままの姿でいた。猫にも溜まる夏の疲れ。皆さまご自愛下さい。追伸:久しぶりに短い旅に行きました。明日以降に掲載します…

久々に町を歩いた!〜(終)何度も通った最後の町

登米市最後の町として残っていた旧・豊里町である。北上川、旧北上川、迫川という3つの川に囲まれた町ということだ。もうこの辺りは町の坩堝のようなところで、どこがどの町なのか地図と比べないと分からない。川を南に渡れば石巻市だし、東に行けば南三陸…