No Room for Squares!

街と猫と追憶を撮る

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

深夜徘徊

本当のことを言えば、これらの写真を撮ったのは深夜ではない。都会でいえば、まだ宵の口にあたる時刻である。実のところ、深夜かどうかは、時刻が決めるのではなく、状況が決めるのである。新宿の24時は、秋田川反では22時であり、もっといえば里山では…

路地に棲む

かっぱ横丁に棲む路地猫。ぱっと見れば、ごく普通の猫だった。でも、走り出した姿を見て驚いた。何これ?、どういうこと?。この巨大な尻尾。あまりのことにピントも合わせられなかった。LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH

準備中

空気の入れ替えを兼ねて開けられた入口からは、料理を仕込む良い匂いが漂っている。ポツポツと看板や赤提灯が灯り、慌ただしげに暖簾が掛けられる。まだ明るさを残す空と店の照明は、互いに顔を合わすことが恥ずかし気に見える。気の早い粋人が、店の奥を覗…

Come Rain or Come shine・・・with 8na8na-club

週末はプリンターと格闘していた。何か目的があって印刷する必要があったのではない。なんと2003年から足掛け12年使ったプリンターを、新機種に交換したのである。旧プリンタは1万円以上でオークションにて落札された。ところが、新プリンタがセット…

無人

一度は乗ってみたい弘南鉄道。この日、僕は駅に着いたときには、列車は既に発車した後であり、ホームどころか駅舎には誰一人いなかった。おわすれものも、空欄だった。※ヘロヘロになった黒石からの帰りのことである。風呂に入ろうとも思ったが、更に意欲が減…

微睡む

「テーブルはご飯を食べるところだから、乗ったらダメ」だとか、「スピーカーネットは爪研場ではないから、爪研ぎするな」とか、「毛がつくから、スーツのズボンにはスリスリするな」とか、言いたいことは山ほどある。でも、「○○だから▲▲」というロジカルな…

使いきれなかったクレゾール石鹸

工事中断中の解体現場に、猫に誘われて迷い込んだ。肝心の猫は、どこかに行ってしまった。飲食店を畳むということは、使い切れなかったクレゾール石鹸を、そのまま残すということだ。猫は、そう言いたかったに違いない。LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH

Round Trip

↓以下のくどい文章を要約すると、「黒石は行くのも大変だが、帰るのはもっと大変。それを考えると写真を撮る意欲も失せた」です。エベレストは、登ることも大変だが、それに増して下山することが困難だと言う。その頂きに到達しながら、帰還を果たせず、歴史…

濃い季節 濃いライカ

ライカで撮影していると、PLフィルターとかを使おうという発想になることはない。「抜けるような青空」だとか、「濃い青空」を撮りたいのであれば、EOSを使うし、それもなければiPhoneで撮る。それは逆説的にいえば、ライカでこんな写真が撮れるのは、相当に…

ヘッチョ

この屋号を見たとき、本能的にそれがセクシーな意味を持っている筈だと感じた。具体的には、文字で表現し辛いモノを意味しているのだと。後で調べたら、津軽言葉で「ヘソ」を意味すると分かった。でも、何故その名前を付けたのかは知りようがない。LEICA M9 …

夕陽を浴びる

家のiMacに自作の遮光フードを作成して使用している。外部機器を使用してキャリブレーションをしているわけではないが、色合いが自分の中では統一されつつある。ウェブ上に掲載する写真の色合いについては、そもそも視聴環境は無限大なので、拘れば切りがな…

土足厳禁

この入口は、何への入口か分かるだろうか。初めは、クイズにしようかと思ったけど、誰も答えてくれないと寂しいので、解答を明かす。病院なのである。建物も文化財級だし、何よりこの入口に痺れた。皮膚科と小児科の病院であり、そもそも所在地が山形市なの…

塀と花・・・with 8na8na-club

こんなの花の写真じゃないよな、とボヤきつつ、他には花の写真はないのである。最近気づいたこととしては、塀の写真を撮ると、そこには漏れなく花がついてくるということだ。季節は夏に向かい、緑は一層濃く染まり、原色系の花も増えてきた。塀好きの僕にと…

5匹の豚

蚊取り線香用の豚は、今にも動き出しそうに見えた。擬人化(擬豚化)されたものが5つも並ぶと、それ以外の何ものにも見えなくなるから不思議である。驚いたことに、この豚には「蚊遣豚」という正式な名称があるそうだ。要らないのは分かっているけど、意味…

Black & Silver

先の記事で、歩き回って撮影するのであれば、もっとコンパクトなカメラが良いと書いた。我が家で、それに対応するカメラといえば、フィルム機のローライ35の登場となるだろう。僕は、以前から、シルバーのローライ35を所有しているのである。手前のiPhon…

Walkin'

先々週は、日帰り温泉強行軍を決行した。今度はクタクタになるまで歩いて嫌なことを忘れようというのが今回の趣旨である。電車で山形の鶴岡まで行き、一応カメラを持ち撮影しながらではあるが、3時間ノンストップで15キロ以上は歩き回った。それは散歩と競…

一日の終わり

大木の影が長く長く伸びて、テラスに置かれたテーブルを跨いでいた。一日の終わりが近づいていた。誰もいないテーブルは寂しくて、かつ美しく見えた。いつも忙しなく、動き回る週末。この日も、勿体無いとばかりに、日暮れ前の短い時間を走り回る。それでも…

Three blind mice, see how they stand!

かつて店のほぼ全ての売り上げを稼いだ三兄弟。その栄光の三兄弟は、いま等しく朽ちて、それでも等しくそこに存在している。3つのうち、一つでも崩れれば、他の二つも時を同じくして崩れるだろう。LEICA M9 / ELMARIT 28mm (4th)

記号論

シャッターの微妙な色合いに引き寄せられて撮ったわけである。右側に駐車場があるのは分かる。でも、その上の文字はなんだろう。象形文字みたいであり、印鑑の文字のようでもあり・・・。さっぱり分からない。LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH

元気ハツラツ?

以前にも書いたが、オロナミンCの看板は、最初からその場所に広告目的で設置された「天然もの」と、古っぽさを演出するため後付けされた「養殖もの」の2種類がある。養殖ものだって、ブツ自体は天然と同じなのだが、最近では遺伝子操作技術(コピープリント)…

月々わずかな費用で自転車をお手元に

ステマっぽいタイトルで失礼する。でも、これはインターネットなどという代物がなかった時代から行われていたようである。「要はローンのことだろ?」なんて言ってはいけない。「どうして、そんなことが可能なんだろう」と知らないままでいるのが、良いので…

少年は蝋燭屋のベンチに座っていた

これは「バス停」というカテゴリの写真なので、この少年がバスを待っていることは言うまでもない。しかしながら、もしバス停という情報が開示されていない状態で、ここにお婆さんでも座っていれば、仏壇に供える蝋燭を買いに来たのでは、と思うかもしれない…

自転車のある光景

はいはい、いつもの自転車です。実用一点張りのヒト様の自転車です。こんな光景が大好きなんです。以上。追伸:以下は興味のない方はスルーした方が吉。最初の1枚はLightRoomで補正しているし、色合いも当方作成の「路地カラー」なるプリセットを使っている…

玄関・・・with 8na8na-club

昭和の時代の粋な玄関という感じである。我が家ではないことは、容易に想像がつく。歴史的な木造家屋であり、現在は料亭として使われているようだ。奥には、もう少し豪華な玄関があり、そこが客用となっているようだ。でも僕は、写真の玄関から出入りをした…

SHORT TRIP

個人的に嫌な出来事が続いている。こんな時は2~3日浮世を忘れ、知らない町に旅をしたいものだ。だが現実的には、諸般の事情がそれを阻む。一般論でいえば、「金があれば時間がない」、「時間があれば金がない」という。僕の場合、「お金」は最初から無い…

サギとの遭遇

橋を渡ろうとしたら、鷺の模型が欄干に置いてあった。正面から撮った後、今度は左から撮ろうしたのだが、余りにリアルなので、手を伸ばそうとしたら、突然、鷺が動いた。パニックになったようで、奇声を発しながら飛び立った。本物だったのだ。近づいた時点…

大人になったらアイス冷蔵庫を絶対に買ってやる。子供の頃は真剣にそう思った。大人になったら、当然そんなものは要らないと気づいた。でも、僕と同じ夢を持ち、それを実現した人も、何処かに実在しているかもしれない。(新たに撮影していないので、少し前…

不可能への挑戦

「ん!?」「そーっ」「あっ!!」「・・・」ウミネコ(それともカモメ?)を追いかける猫。僕からみれば、猫が鳥を捕らえることは不可能だと思う。だが、そういう問題ではないのである。猫は、鳥を追っかけなければならないのだ。例え、それが無理であって…

肩車

東北六魂祭にて。肩の上に乗った彼は、今日のことを大人になっても思い出すだろうか。ちなみに、東北六魂祭は、パレードの一部を見に行っただけである。お目当の「盛岡さんさ踊り」は予想外にスピーディーな踊りで、油断していると、あっという間に「ミスさ…