





昭和丸出しのタイトルである。昨日は酒田で見つけた「ゴールド」、今回は「シャドー」である。影を見つけたということは、つまり光を見つけたということでもある。いい感じの展開になりそうだが、それは置いて、全く別のことを書こう。
この三連休、東北地方は警報級の大雪になると予報されていた。結果的には、僕の住むところでは日曜日の夜に暴風が吹いただけで、雪はほとんど降らなかった。北国の住人は、大寒波とか大雪と予報されると、外出や遠出を自粛するものだ。鉄道は止まるし、道路は劣悪になるからだ。クルマも除雪車が常に入る道と、それが間に合わない道を峻別し、リスクを回避する。その一方で、非雪国の観光客や一部の貨物車は、ノーマルタイヤで雪国に入ってきて、交通障害を発生させたりする。正直なところ、「何だかなあ」という感情もある。だからこそ、あの「大げさ」な予報は、現地住民のためではなく、現地に向かう人達に向けたものだとも思っている。
何年か前に、県内の峠道でレクサスの高級セダンが、雪の壁に突き刺さっているのを発見したことがある。幸い、運転手(及びその家族)は無傷のようだった。よく見れば、タイヤに布チェーンを巻いていた。あのタイヤに被せるコ◯ドームみたいなやつだ。「よくグリップするので、どんな雪道でも大丈夫と聞いていた」と運転手は言う。正直なところ、布チェーンで雪国の峠を走るのは不可能だと思う。これはオールシーズンタイヤでも同様だ。メーカーは「大雪のスキー場にも問題なく行くことができた」などのテスト映像を公開している。安定した圧雪路でのテストなので、それを鵜呑みにすると危険かもしれない。雪道は刻々と状況が変わる。新雪、圧雪路、アイスバーン、シャーベット状、ドライ。そしてそれら全てが組み合わさる。それを布ネットで対応できるとは思えない。「このネットでは雪国の道路は無理ですよ」と僕は運転手に言った。意外にも運転手は「そうですね。よく分かりました」と納得していた。自分の身で体験したからだろう。メーカー側の広告にも相当な問題があると思う。
大げさな天気予報に話を戻すと、これは数年前から顕著になってきたことだ。予報が外れることを問題視しているのではない。僕は予報に対する気象庁の基本姿勢を疑問視しているのだ。それを語り出すと収集が効かなくなるので、今回は止めておく(別の機会に書きます!)
とにかく貴重な三連休。雪の影響の少ない初日に酒田に出かけただけに終わった。それ意外は、家で猫と過ごすことになった。そういう人だらけでは、地域経済も回らない。でも気象条件が悪化すれば、事故のリスクは飛躍的に高まる。悩ましい問題である。
X100Ⅵ